体重を北海道と沖縄県で測った時どちらが軽くなるかわかりますか?同じに決まってるじゃん!と思った貴方、実は違うんです。

体重を減らす方法?

体重100キロの人が北海道で測ったよりも沖縄で測った方が140g程軽くなるんです。99.86キロになるんです。もっと軽くしたければ、赤道付近で測ればいいんです。

なぜそんな事が起こるのでしょうか。物体には、お互いに引き合う力が働いています。引力ですね。そして、地球の引力とは物体が地球の中心に引っ張られる事を言い、地球の遠心力は地球の自転により物体が上に引っ張られる力を言います。

地球上の全ての物体は、この引力と遠心力を合わせた力、重力が働いています。

地球は北極と南極を軸にして回っていますよね。遠心力が弱い所は極であり赤道に近づくにつれ強い遠心力になります。

結果、赤道付近は強い遠心力のため、引力が大きく影響を受け重力が減り極付近は逆に遠心力が弱いため、引力の受ける影響が小さく重力は大きくなります。地球の場所場所で重力は変わっています。

北海道と沖縄では、140gの体重差がうまれるのは、重力の差なんです。

月が地球に落ちないのは?

月は地球の衛星ですがなぜ地球に落ちて来ないのでしょう?そして、月はいつも地球に同じ面を向けているのでしょう?

空気抵抗が無いものと仮定して、貴方がボールを遠投します。普通は地球の引力により弧を描いて落ちます。が、もっともっと速く投げたとすると次第に飛ぶキョリが伸び、引力と遠心力がバランスよく働くと落ちる事なく、地球を回るようになります。更に早く投げると、遠心力が引力を上回り、投げたボールは地球を離れどこかに飛んでいってしまいます。

月は地球の重力で地球に落ち続けています。が自らの公転で落ちる力に負けないでいるんです。月が落ちないのも、宇宙ステーションISSが落ちないのもこの原理です。

月がいつも同じ面なのは?

もう一つの疑問、これはもっと面白いですよ。月が地球にいつも同じ面を向けているのは月がいびつだから!

ちょっと、ちょっと、ちょっと!
月がいびつって本当?

多分・・・

大昔、億単位の昔、月は地球から見て自転していました。月の表も裏もありませんでした。所が月は地球の重力を大きく受ける面とそうで無い面がいびつな為に起きます。だんだんと回転が遅くなり地球に1番近い現在の面を地球に向けて止まりました。あくまでも地球から月を見たらです。

月は地球から見て自転してないように同じ面を向けていますが実は、27.32日かけて自転、公転しています。月は地球を1周するのに1日かけて自転しています。だからいつ見ても同じ面になります。クリーン駿府なのに引力、重力、遠心力、月の話でした。(^^)v

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