前回は高圧ホースでしたが今回はテラスクリーナーをちょっと工夫するだけで洗浄能力を150%高める方法です。そんな事出来る訳がない!と思っている貴方、最後までお読みください。そして実際にやってみて下さい。きっと納得されると思います。

壁回りはジェットノズルで短時間で!

通路清掃で高圧洗浄機を使う場合ジェットノズルで洗浄すると回りに水が飛び散り、入居者に迷惑をかける場合があります。私も使いますがなるべく短時間に壁ぎわのテラスクリーナーが届かない所だけをサーっと洗います。その後テラスクリーナーで洗浄をします。

テラスクリーナーは円盤の中のノズルが水を勢いよく噴射しながらでクルクル回転し洗浄していくのですが、ゆっくりと移動させないと洗浄跡が残ります。丸いまだら模様が出来てしまいます。ゆっくり、ゆっくりと自分に言い聞かせながら洗います。

ある時不思議発見!

テラスクリーナーの円盤が水路の溝にかかった時に限り通路が妙に綺麗になる事に気が付きました。はてな?どうしてなんだろう?いろいろ調べてみたら解ったんです。円盤が水路の溝にかかった時は、円盤の中から水が勢いよく吹き出て中のジェットの回転が速くなっています。

テラスクリーナーの円盤の中は常に水が噴き出しています。その水は円盤の淵にあるブラシの隙間から円盤の外に流れているのですが、円盤の中で水が溜まり気味でクルクル回る回転を抑えているのか、又はノズルと通路の間に洗浄力を落とす水の壁が出来ている。そのどちらだと結論がでました。

テラスクリーナー01
プラを差し込んで出来た隙間!これが今回の肝

ならば、円盤の中に水が溜まらないようにする為にはどうすべきか?円盤にプラスチックを差し込んで持ち上げ通路との間に隙間が出来るようにしました。すると何と言う事でしょう。改造前と後では移動するスピードが速まりました。つまり、多少早く移動しても、丸いまだら模様がつき難くなりました。

ゆっくりゆっくりといい聞かせながらの移動がゆっくり移動に変わりました。なにが違うって?ゆっくりが1回になった。(^^)/

円盤が通路より持ち上がった状態ですから円盤から水が多少は飛び散るようになりますが支障がない程度で、問題ありません。

ケルヒャーに開発をお願いします!

ただ、テラスクリーナーの重量が取り付けたプラスチックにかかる為、通路との摩擦ですり減っていきます。使う度に調整が必要になります。上手い方法を考えないと・・・

業務用の高圧洗浄機で洗えばもっと高速で綺麗になりますが運転音が気になります。

ケルヒャーK3を使っていますが連続運転時間に制約があります。あまり長時間回しっぱなしにするとポンプの弁が焼けて壊れるようです。対策として2台を交互に1時間づつ使っています。以後、壊れる事がなくなりました。

あっ!閃いた!

朝、歯を磨いていると頭の中に光ったものを感じました。(頭が光ったのではなく、頭の中が光ったのです。お間違えのないように!くれぐれも)(^^)/

円盤の回りに固いブラシがついているのですがそこを歯抜け状態にすれば中の水がうまく抜けるのではないかと思いました。私の歯が決して歯抜け状態でありませんよ。全て自前の歯で揃っています。が左奥歯が調子悪い・・・って関係ない。

テラスクリーナー06

テラスクリーナーが二つありますので古い方を歯抜けにしました。さっそく実験です。回転が速く、水の飛び散りも無い!凄いです。私は天才かと思いました。(^^)/ 前後に動かす抵抗もプラスチックよりもスムーズになりました。ケルヒャーに頼まなくてもこれで充分です。