毎朝、毎晩、几帳面な人は毎食後に練り歯磨きで歯を磨いていると思いますが殆どの練り歯磨きに高濃度フッ素配合1450ppmって書いてありますが、なんで?1450ppmで統一されているのか不思議に思った事ありませんか?そもそもフッ素ってなんの効果があるのだろう?

フッ素の効果!

フッ素とはお茶や魚介類に多く含まれている自然界の元素のひとつです。虫歯予防や丈夫な歯や骨を作る作用があります。歯の質を強くし、歯から溶け出したカルシウムやリンを再沈着させ、虫歯の活動を抑え細菌の酸生抑制効果とあります。

日本では、2017年3月以前は950ppmだったフッ素濃度が1450ppmの世界基準まで引き上げられました。だから各メーカーの練り歯磨きのフッ素濃度が1450ppmに統一されている訳です。

なぁ~るほど、そういう事か!で6歳未満は使うなって書いてあるぞ!なんでだ?

はいはい。それも調べましたよ。

6歳未満の子供は、フッ素症の危険があるからです。フッ素症とは、フッ化物の過剰摂取により、歯に褐色の斑点や染みができる症状のことで、中等度の症例ではエナメル質に白い点や小さな孔ができたり、より重症な症例では茶色い染みができてしまいます。

つまり6歳未満はフッ素が入っていない練り歯磨きを使えって事ですね。

フッ素の効果倍増計画!

フッ素効果を維持するための注意点があります。歯を磨いた後の口のすすぎは軽く1回だけにしましょう。なぜなら、丁寧に何回もすすぐと折角のフッ素が流れてしまうからです。私も最初軽く1回は抵抗がありましたが、慣れれば気になりません。

以前TVで確かスエーデンだったかオランダだったかはっきりとは覚えていませんが、歯磨きの後はすすぎをしないようでしたよ。口の中の歯磨きをペッと吐き出すだけでした。この方法は12歳未満には勧められません。って、日本人には抵抗あり過ぎですよね。せめて軽く1回はしたいです。

次の注意点は歯を磨いた後1~2時間は何も食べない、飲まない事です。理由はわかりますよね。

そして、えぇぇっと思うかもしれないですが、食後は直ぐに磨かないことです。理由は食後は口の中が酸性になっています。そのため、歯ブラシの摩擦や歯磨き粉の研磨剤で歯や歯茎が傷つきやすくなっています。少なくとも30分は空けましょう。綺麗好きで食後は直ぐに磨きたい貴方、我慢して下さい。一生を自前の歯で暮らす為に!

そして、歯ブラシは月に1度は新しいものに交換しましょう。ブラシが反ってきたような歯ブラシでは綺麗に磨けません。以上クリーン駿府は歯までクリーンに!でした。(^^)/

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